新生児・乳児期
生後6カ月~9カ月

離乳食をこれから始めるママ必見! 離乳食の役割とは

離乳食は母乳やミルク以外で大切な栄養分を摂れるようになるための大切な準備過程です。赤ちゃんの成長を感じられる離乳食について、もう少し理解を深めてみませんか。

離乳食が赤ちゃんにとってどんな役割を果たしているか、5つのポイントを整理しました。
「離乳食の進め方、ポイントを解説」の記事と合わせてご覧ください。

離乳食

1.離乳食は「かむ力、飲みこむ力を育てる」

舌や唇、あごを使って食べ物を口の中でモグモグ、ゴックンする、一生ものの「食べる力」を離乳食で養います。離乳食での練習期間を経て、乳歯が生え揃う2~3歳ころまでには、しっかり咀嚼運動ができるようになります。

2.離乳食は「味覚を育てる」

おっぱいやミルクの味しか知らなかった赤ちゃんに、少しずつ甘味、酸味、塩味、旨味、苦味などの味覚を経験させていきます。ただし、離乳食の初期は味つけをしなくとも、米や野菜などの素材そのものの味で十分です。

3.離乳食は「生活習慣を整える」

1日3食を決められた時間にママやパパと食べることで、朝・昼・夜の区別がしっかりつくようになり、規則正しい生活が身につきます。何時に食べるかを最初に決めておき、なるべくその時間に食卓につくようにしましょう。

4.離乳食は「成長に必要な栄養素を補給する」

赤ちゃんが成長するにつれて、母乳やミルクを飲むだけでは、鉄分やビタミン、カルシウムなど、不足する栄養素が出てきます。それらの不足分を離乳食で補い、次第に母乳やミルクの量を減らしていきます。

5.離乳食は「食べる意欲、好奇心を育てる」

離乳食は、「あれを食べたい」「たくさん口に入れてみたい」などの欲求を通じて、食の楽しさや生きることへの好奇心を育てる絶好の機会です。「おいしいね」「楽しいね」などと声をかけてあげながら、一緒に楽しみましょう。
上田玲子

上田 玲子(栄養学博士、管理栄養士)

帝京科学大学教育人間科学部 幼児保育学科教授。日本栄養改善学会評議員や、日本小児栄養研究会運営委員、複数の大学や医院にて栄養指導や非常勤講師などを務める。著書に『新版子どもの食生活』など。

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1本でも歯が生えてきたら、赤ちゃん用の歯ブラシでしっかりみがいてください。乳歯の表面は母乳やミルク、離乳食などによる汚れが付着しやすくなっています。「まだ1本だけだから」「どうせ永久歯に生え替わるから」と放置してしまうと、むし歯になり、痛い思いをするだけでなく、将来の歯並びにも影響します。

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