新生児・乳児期
生後6カ月~9カ月

離乳食の手づかみ食べは直すべき?

わたしは手でつかんで食べたいの!

今まで、ママがごはんをスプーンで食べさせてくれてたけど、わたしはだんだん自分の手で食べたくなってきたの。そう思って、おみそ汁のお豆腐をつかもうとすると、ママはわたしに全然つかませてくれないの。「何かつかんで食べられるものをあげてみたらどう?」とパパ。そうそう、パパ、わたしの気持ちをわかってる!

生後9カ月を過ぎたころから、自分の手で食材をにぎって食べようとする「手づかみ食べ」が始まります。

手づかみ食べは、「自分で食べたい」という意欲の現れであり、目と手と口で食べ物の大きさや形、かたさ、温度などを覚えていく、成長の大事なプロセスです。柔らかく茹でた野菜、ふかしたいも類、パンケーキなど、つかんで食べられるメニューを1品用意しましょう。

手づかみ食べ

手づかみ食べは長い目で見守って

ほかにも、歯でかみ切れる程度のかたさのものをスティック状にしたり、柔らかく茹でて細かく切ったうどんやそうめんを主食にしたりするのがおすすめです。あまり食べたがらない赤ちゃんでも、手づかみ食べによって食への好奇心が湧いて食が進むこともよくあります。

1歳を過ぎるとスプーンやフォークも使えるようになりますが、うまく使えないときは手でつかむこともあるので、手づかみ食べが収束するのは3歳以降です。

手づかみ食べは、離乳食を進める上での大事な一過程。
にぎりやすいメニューを1品加えましょう。

上田玲子

上田 玲子(栄養学博士、管理栄養士)

帝京科学大学教育人間科学部 幼児保育学科教授。日本栄養改善学会評議員や、日本小児栄養研究会運営委員、複数の大学や医院にて栄養指導や非常勤講師などを務める。著書に『新版子どもの食生活』など。

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