乳歯入門
生後~2歳半頃

赤ちゃんの歯みがきに大切な「フッ素」に注目

わたしの歯をむし歯から守って!

ママが、甘いニオイのする歯みがき剤を買ってきてくれた。歯みがきは嫌だけど、歯みがき剤がほんのり甘い味がするから、ちょっとだけ好きになりそう。ママが「この歯みがき剤には、おチビちゃんがむし歯にならないようにしてくれるフッ素が入っているのよ」って。フッ素って、どんなものなの?

フッ素とは、自然界に存在する元素の一つで、海藻やお茶などの身近な食品にも含まれているものです。ビタミンやミネラルと同じ、人間に必要な栄養素でもあります。

フッ素は骨や歯を形作る大事な役割を果たし、またむし歯予防にも大きな効果があることが分かっています。歯から溶け出したリンやカルシウムの再沈着を促したり、歯のエナメル質を強化するほか、プラーク(歯垢)に含まれているむし歯の原因菌のはたらきを弱めてくれたりもします。そして、継続して使うことでさらに高い効果が期待できます。

新生児・乳児

フッ素は乳歯の強い味方

歯が1本でも生え始めたら、フッ素が配合されている乳幼児用の歯みがき剤などを使用しましょう。さらに歯科医院で定期的にフッ素を塗布してもらうことも効果的です。

特に乳幼児にとっては、フッ素は薄くて弱い乳歯のエナメル質を強くしてくれる、頼もしい存在でもあります。

フッ素はむし歯予防に欠かせない歯の味方。
フッ素配合歯みがき剤を使ったり、歯科で塗布して。

坂部 潤

坂部 潤(小児歯科医、歯学博士)

歯学博士(小児歯科学)、日本小児歯科学会認定小児歯科専門医。東京・目黒、成城、麻布にある小児歯科専門医院キッズデンタルを開業。継続管理型の小児歯科専門医療を提供している。

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