幼児期

親子の信頼関係を築くコミュニケーションのコツ

ねえ、聞いて!
話したいことがたくさんあるの!

「ねえ、ママ、こっち来てー!」「ごめんねおチビちゃん、ママは掃除と洗濯で忙しくて、今はまだ手が離せないの。ちょっと待っててね」
ママはいつもそう。わたしの話、なかなか聞いてくれないんだ。
「ねえ、ママ、まだ?」「ごめんね、もう少しだから、テレビを見ていてくれる?」もう! いつになったら、ちゃんと相手してくれるの?

子どもは親とのコミュニケーションを常に欲しています。ママやパパにはなるべく相手をしてあげてほしいところですが、実際のところ、四六時中話しかけられたり、いつもそばにいられたりするのはうんざりしてしまいます。掃除や洗濯、ごはんの支度やいろいろな用事があるので、どうしても子どもを待たせてしまうことが多々あると思います。

母子

「ちょっと待って」の返事を「具体的な期限」に

子どもをただ待たせるのではなく、「ママが今から20まで数えたら、すぐに来るからね」「時計の長い針が3のところに来たら、あなたの話を聞くからね」など、具体的に〝いつまで〞の期限を出せば、納得してくれる子どもは多いものです。

そして約束の時間が来たら、もし作業がまだ終わっていなくても、約束通りに駆けつけてあげましょう。そして、「待っていてくれてありがとう!」とほめてあげてください。このくり返しで、待つことができる子になり、親子の信頼関係も築くことができるはずです。

子どもの相手ができないときは、期限つきで待たせて。
待つことができたら、大いに褒めてあげましょう。

細部 千晴

細部 千晴(日本小児科学会小児科専門医)

細部小児科クリニック院長。近著に「この1冊であんしんはじめての育児辞典」、「マンガで「あるある!」パパ・ママ⇔じいじ・ばあばの子育てギャップこれで解決」(監修・扶桑社)など。

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