幼児期

三角食べは現代っ子には当てはまらない?

三角食べとは、おかず、ごはん、汁物と、順番に規則正しく(三角のように)食べる方法のことで、パパママ世代の一部の学校給食で推奨されていました。

三角食べによって「すべての品をバランスよく、かつモグモグと時間をかけてよくかんで食べられる」「口の中で料理を混ぜ合わせて(口内調味)、おかずの味の濃さを調整できる」などのメリットがあるといわれていました。

おかず、ごはん、汁物

三角食べの賛否

しかし現在、三角食べを推奨するかどうか、専門家の間では大きく意見が分かれています。

「汁物でごはんを押し流すことになるので、かえってかむ力が鍛えられない」「口の中で全部の味が混ざり合ってしまい、味覚が育たない」などという反対意見が挙がっているためです。

いずれにしても、幼児期は一つのおかずばかりを集中して食べる傾向があるので、いろいろなものをまんべんなく食べることが大事なことは間違いありません。「偏った食べ方をしない」ということを教え、大人が上手に誘導してあげましょう。

幼児 食事
上田玲子

上田 玲子(栄養学博士、管理栄養士)

帝京科学大学教育人間科学部 幼児保育学科教授。日本栄養改善学会評議員や、日本小児栄養研究会運営委員、複数の大学や医院にて栄養指導や非常勤講師などを務める。著書に『新版子どもの食生活』など。

乳歯関連のオススメ記事

子どもがむし歯(虫歯)になる意外な原因

子どもに甘いものをそれほど飲み食いさせている意識はなくても、気づかないうちに糖質を過剰に摂取していてむし歯になるケースは非常に多いものです。
また、むし歯の原因になりやすいのは、糖質の量よりも摂取頻度です。少量でも、口の中に糖質が留まる時間が長いほど、むし歯になるリスクは高まります。アメやソフトキャンディなど、長時間かけて食べるお菓子はむし歯の原因の最たるものです。おやつは決まった時間に、果物やおにぎりなどを中心に、決まった量をあげることも大切です。

トップへ戻る