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【高血圧症③】患者さんの血圧変動 慌てないための対応を知ろう

公開日2026年08月17日

高血圧症の患者さんの血圧の変化が気になるとき、どのように対応すればよいでしょうか?

無理に進めず、体の状態に合わせて処置を中断し、速やかに歯科医師に報告・バイタルサインを確認することが大切です

概要

高血圧症の患者さんに対して、「このままスケーリングを続けて大丈夫かな」と感じる場面があるかもしれません。患者さんの体調はその日の状態や服薬の影響によっても変化がみられることがあります。また、スケーリングなどの処置中の刺激や緊張によって血圧が変動し、体に負担がかかることがあります。血圧変動で注意すべきなのは、「高血圧緊急症」と「血圧低下を伴う血管迷走神経反射」です。上昇による症状か、低下による症状かを見極め、もしもの時に備え、冷静かつ適切に対応できる知識を身につけましょう。

※高血圧緊急症:単に血圧が異常に高いだけの状態ではなく、血圧の情報によって、脳、心、腎、再血管などの標的臓器に急性の障害が生じ進行する病態

参考:日本高血圧学会「高血圧管理・治療ガイドライン2025」

※血管迷走神経反射:迷走神経が過剰に刺激され、めまい、血圧低下、徐脈、顔面蒼白、冷汗、嘔吐、意識レベル低下などを起こす反応

処置開始時

リラックスできる雰囲気づくり

「今日の体調はいかがですか?」「痛みがあったらすぐに左手を上げてくださいね」など、こまめな声かけで患者さんの緊張を和らげ、コミュニケーションを取りながら進めます。

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