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【口腔機能低下症④】「かたいものが噛みにくい」は咬合力低下のサイン!

公開日2026年03月16日

咬合力低下を気づける方法はないですか?

普段からよく食べている食べ物を聞いておきましょう

患者さんがよく食べている一番かたい食べ物を把握しておきましょう。もし、その食品が「噛みにくくなった」と言われたら、口腔機能低下かもしれません。

概要

咬合力は、上下の歯が接触する際に発揮される力のことで、食べ物を噛み砕き、咀嚼するための基本的な機能です。咬合力の低下は、現在(残存)歯数や機能歯数の減少、歯周病による歯の動揺、義歯の不適合、咀嚼筋の筋力低下など、様々な要因によって生じます。咬合力が低下すると、かたいものを避けるようになり、炭水化物中心の食事に偏り、たんぱく質・ビタミン・ミネラルの不足を招き、低栄養やフレイルにつながる可能性があります。
口腔機能低下症は、口腔の様々な機能が複合的に低下している状態です。口腔機能精密検査の7項目(①口腔衛生状態不良、②口腔乾燥、③咬合力低下、④舌口唇運動機能低下、⑤低舌圧、⑥咀嚼機能低下、⑦嚥下機能低下)のうち3項目以上が該当すると診断されます。口腔機能低下症と診断された患者さんを定期的に評価し、支えましょう。

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