公益財団法人8020推進財団主催・令和7年度公募研究発表会で発表しました

2026年3月18日

(公財)8020推進財団では、8020研究事業の発展を推進するため研究課題の公募事業を行っています。 ライオン歯科衛生研究所では、本研究公募に応募・採択され、研究を進めて参りました。今回、(公財)8020推進財団より、広く周知したい事業・研究課題として選定され、「令和7年度 公募研究発表会」において、下記研究の発表を行いました。

【研究課題名】

「高齢者における唾液分泌量の実態調査および唾液分泌と咬合状態に関する研究(発表者:新明 桃)」

【発表内容】

近年の高齢者歯科分野では、健康寿命の延伸を目的として オーラルフレイル や 口腔機能低下症 への対応が重要視されています。当財団では、その予防・改善を目指し、口腔機能低下症の診断項目の一つである 唾液分泌量 に着目し、研究を進めてまいりました。

 今回の発表では、主に下記 2点の解析結果を報告しました。

1.性別・年齢と刺激唾液量の関連を調査した実態把握

2.アイヒナー分類に基づく咬合状態と刺激唾液量の関係

 これらの解析からは、女性は男性より刺激唾液量が有意に少ないことや、奥歯のかみ合わせ数が減少するにつれて刺激唾液量も有意に減少することなど、興味深い成果が得られてきています。

本研究は、現在も調査を継続しており、対象者数を拡大しながら、より高いエビデンスを備えた研究成果としての論文化を目指しています。今後も高齢者の健康寿命の延伸に寄与できるよう、調査研究および情報発信に努めてまいります。

【発表資料について】

本発表の詳細は、8020推進財団ホームページ(公募研究発表会をクリック)にてご覧いただけます。

令和7年度 歯科保健活動事業報告会・公募研究発表会 | 8020推進財団

発表タイトル:高齢者における唾液分泌量の実態調査および唾液分泌と咬合状態に関する研究