顎の痛みや口の開けにくさを訴える患者さんを担当したとき、歯科衛生士は何を見ればよいのでしょうか?
痛みや開口障害だけでなく、生活習慣や口腔内の様子などもあわせて観察することが大切です
概要
顎関節症が疑われる、あるいは診断された患者さんを担当するとき、「どこまで確認すればよいのだろう」と迷うことはありませんか。顎関節症は、顎そのものに加えて、日常生活での習慣や癖が関係していることも少なくありません。そのため、問診や口腔内観察を通じて、症状だけでなく背景にも目を向けることが大切です。今回は、歯科衛生士が診療室で見ておきたいポイントについて紹介します。
症状だけでなく背景にも目を向ける
顎関節症の患者さんへの対応というと、まず「顎が痛い」「口が開かない」「音がする」といった症状に意識が向きがちです。しかし、顎関節症はさまざまな要因が重なって起こるため、その症状がいつから、どんな時に生じているかなど経過だけでなく背景を丁寧に確認することも重要です。
症状の確認
