4~5歳の患者さんに理解・実践してほしいポイントをまとめました。患者さん・患者さんの保護者と一緒にチェックしましょう。
理解してほしいこと
1. 食べたらみがく習慣
子ども自身の生活範囲が広がり、間食の種類も豊富になってくるため、口の中はむし歯が発生しやすい環境になります。
食後まもなく、プラーク(歯垢)に覆われた歯の表面は、カルシウムやリンなどのミネラルが溶け出す酸性状態(pH5.5以下)になります。唾液の働きで元の中性状態に戻るには40分ほどかかり、その間はむし歯になりやすい状態が続きます。むし歯を予防するために、「食べたらみがく」習慣を付けるように指導しましょう。