その1歯みがきは徐々に自分で。保護者はサポート役
学童期は、子どもが自分自身で健康を守る行動ができるようになっていく「他律から自律への移行期」。子どもの歯みがきにおいても同様です。患者さんや保護者には、これまでの全面的なサポートから、子どもの足りていないところや苦手なところ補うサポートに移行していくことを伝えましょう。
例えば、保護者が口の中全体をみがく「仕上げみがき」から、みがき残しが多い歯など必要な部位だけをみがく「点検みがき」へ、徐々に移行するようアドバイスします。
このようなサポートは、少なくとも10歳(小学4年生)くらいまでは必要なことも伝えるとよいでしょう。