記事

【歯と口のトラブル】う蝕編① ~原因~

公開日2025年02月20日

う蝕を予防するためには、「なぜう蝕になるのか」を理解することが大切です。う蝕が発生する原因と、患者さんのう蝕の原因を見極めるポイントをまとめました。

なぜう蝕になるの?

3つの因子が重なって発生します

う蝕は、単に口腔内が不衛生だから発生するわけではなく、細菌食べ物(特に発酵性糖質)歯質3つの因子が重なり合い、時間の経過とともに起きる疾患です。

口腔内の細菌の数は、人によって異なります。細菌の数が多いとそれだけでう蝕になりやすくなります。
また、食べ物は、お菓子など甘い物だけではなく、ご飯や果物など発酵性糖質を含む物にも注意が必要です。食べ物が分解されると、それが細菌のエサとなってう蝕の発生につながります。
歯質も、一人一人異なり、他に歯列や唾液の質と量なども、う蝕の発生に影響します。

会員登録するとすべてのコンテンツを
閲覧・ダウンロードいただけます。