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【13~18歳の患者さん】指導に大切な4つのこと

公開日2024年04月15日

その1思春期の心と身体を理解し、セルフケアを促そう

思春期は11歳前後から18歳頃まで続くと言われています。心身に大きな変化が起こる時期であり、新たな発達課題を視野にいれた指導が必要です。口の健康面では、患者さんがセルフケアの習慣を通して、健康のために自分で何ができるかを理解し、課題解決ができるように導きましょう。
思春期は、急激に変化する自分の心や身体に対して違和感を抱きながら、仲間や異性との関係、親子の葛藤などに悩み、大人からの干渉を嫌う傾向にあります。「1日3回、食後に歯をみがくのが基本」など、一方的に知識を伝えるだけでは効果が少ないと言われる時期です。そのため、患者さんの行動変容を促すには、成人と同様、科学的なエビデンスを示したり、感性に訴えるアプローチが必要となる場面が多くあります。

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