日本人間工学会 第61回大会で発表を行いました

2021年4月2日

当財団では、「口腔機能低下症」の診断項目の一つである「口腔乾燥」に関する研究を推進しています。

今回、自律神経に影響を及ぼす環境因子に着目し、環境因子によって生体が受ける刺激が、唾液分泌量に影響があるかを明らかにすることを目的に、千葉大学工学部と共同で研究を行いました。

日本人間工学会 第61回大会(2020年6月13日~14日:誌上開催)では、「唾液分泌を促進する生活環境の提案」というタイトルで口腔乾燥症状を改善させる生活環境を提案し報告しました。
また、第61回大会のシンポジウム「人間工学は品質向上に寄与できているか?」では、財団所員が演者として参加しました。また、張琰雯氏(千葉大学)の「精神性発汗に対する各環境因子の影響」では、共同研究者として研究発表を行いました。