日本産業衛生学会関東地方会第299回例会・2022年度関東産業歯科保健部会研修会での報告

2023年04月14日

講演をしている様子

2023年2月4日に日本産業衛生学会関東地方会第299回例会・2022年度関東産業歯科保健部会研修会が会場、オンライン参加のハイブリット方式で開催されました。

基調講演は東京歯科大学の上條先生より「職域における歯科口腔保健の推進についての概要」、神戸製鋼所東京本社健康管理センターの大山先生より「産業保健看護部会会員の調査概要から」、にしのうえ産業医事務所の西埜植先生より「産業医の立場から」と講演があり、産業保健の中で歯科保健活動を進める必要性や産業医、看護職の立場からの意見や要望などを聞くことができました。

当財団は、事例報告として「歯科衛生士として職域における歯科口腔保健事業の取り組み」と題して、職域での歯科健診をはじめ、セミナーや唾液検査、歯科保健指導、情報冊子配布などの活動について、今まで、それぞれの働く環境に合わせ工夫して実施してきた事例を報告させていただきました。参加者は産業医、産業看護職が多く、皆関心をもって参加していました。また、職域での歯科保健活動の推進に少しでも参考になればと考えています。