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むし歯
むし歯は、歯の硬組織の疾患です。原因には「細菌(主にミュータンス菌)」、「歯の質」、「糖質(特に砂糖)」の3つの要素があります。この3つの要素が重なった時に、時間の経過とともにむし歯が発生します。 ミュータント菌
1.むし歯の発生メカニズム
むし歯の原因菌であるミュータンス菌は、糖質(主に砂糖)をもとに作り出す粘着性の高いグルカン(デキストランなど)によって、歯の表面に強く付着します。そのグルカンと細菌の塊が歯垢です。歯垢中のミュータンス菌などの細菌は、砂糖やその他の糖質を分解して、乳酸などの酸をつくります。歯垢中の酸により、歯のエナメル質は脱灰され、やがてむし歯となります。一般にエナメル質の脱灰が始まるのは、pH5.5〜5.7付近です。
2.むし歯の進行状態
むし歯は、主として原因菌であるミュータンス菌が作り出す酸によって歯が溶かされ、崩壊していく病気です。いきなり歯に穴があくわけではなく、穴があく前の「初期むし歯」から始まります。初期むし歯の段階であれば、予防によって改善することができますが、いったん穴があいてしまうと治療が必要となってしまいます。むし歯の進行にしたがって歯の崩壊は進み、治療も困難になってきます。
■CO(Caries Observationシー・オー:初期むし歯)
【歯の状態】
歯に穴はあいていないが、表面が溶かされてつやがなくなり、白く濁って見えたり薄い茶色に見えたりする。
【症   状】
痛みなどの自覚症状はない。 
CO(初期むし歯)の状態であれば、フッ化物の応用などにより、再石灰化を促進させることで健康な歯に戻すことができる。
むし歯の進行状態
■C1(エナメル質のむし歯)
【歯の状態】
歯の表面(エナメル質)に限局して欠損(穴)ができている状態。
【症状】
痛みやしみる感じはない
むし歯の進行状態
■C2(象牙質まで進んだむし歯)
【歯の状態】
むし歯が歯の内部に広がり象牙質まで進んだ状態。
【症   状】
冷たい飲食物がしみる。
むし歯の進行状態
■C3(歯髄まで進んだむし歯)
【歯の状態】
むし歯が歯髄(神経)まで進んでいる状態。
【症   状】
激しい痛みがある。
むし歯の進行状態
■C4(歯根だけ残ったむし歯)
【歯の状態】
歯冠部(歯肉から上の見える部分)がほとんど崩壊し、歯根だけ残った状態。
【症   状】
歯髄(神経)が死んでしまい、痛みがなくなる場合がある。細菌に感染すると根の先に膿が溜まったり、痛みが起きたりすることがある。放置すると全身の健康を害する病巣となる。この状態になると、保存治療は困難になり、通常は歯を抜くことになる。
むし歯の進行状態
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